響かないタイトルには誰も見向きしない

人を惹きつける”キャッチコピー”で差をつけろ!

WEBライティングにおける
”キャッチコピー”の3つの役割

広告業界では75%が”キャッチコピー(タイトル)”で決まると言われています。
訪問者のほとんどがタイトルから「読むべきか」を判断しているためです。
WEBライティングにおいてもタイトル制作は1,2を争うほど重要なものと言えます。


注意を引く

キャッチコピーでは”注意を引く”こと。「何これ?」と注意されれば第1段階は成功です。
訪問者が”何を求めて”いるかを考えることが、キャッチコピーのアイディアに繋がります。


興味を持たせる

注意を引ければ、次は”興味を持たせる”必要が。人間の注意は一瞬で散漫になってしまいます。
訪問者が「読んでみたい」と思えるような、欲求を満たせる”魅力”を明示する訳です。


行動を起こさせる

「読んでみたい」と思わせても、”行動を起こさせ”られなければ意味はありません。
訪問者が思わずクリックしてしまうような、”人を惹きつけるコピー”である必要があるのです。

人を惹きつける”タイトル”
キャッチコピーを生み出す4つのパターン

キャッチコピーに魅力があれば、訪問者にクリックさせることは可能です。
実は、WEBライティングで使用されるキャッチコピーには4つの基本パターンが
パターンさえ抑えれば、誰でも魅力的なキャッチコピーを生み出せます

1.できる+数字+法則


キャッチコピーのパターンとしては”できる+数字+法則”があります。
例えば、「会員限定!50%OFFで〇〇(商品)が買える」「誰でも簡単!体脂肪率15%以下を目指せる筋トレ法」など。
人間は”できる”と”数字”がはっきりしていると「自分でもできるかも」と興味を抱きやすいのです。

また、キャッチコピーは”プラス面(明るい一面)”を積極的に打ち出すことも重要です。
キャッチコピーに入れられるのは28〜32文字程度。限られた文字数ではプラス面に限定した方が人の心に響くキャッチコピーを制作できます。

2.「調査」+何%いると判明!


キャッチコピーのパターンとしては”「調査」+何%いると判明”というのもあります。
例えば、「キャリアの利用者数を調査したところ、実に70%が〇〇キャリアを利用している!」などです。
人間はWEBサイトの情報に不信感を抱きやすいもの。”調査”を前にだすことでWEBサイトの信頼度を上げることができます。

また、キャッチコピーでは”具体的な情報を前面に”持ってくることも効果的です。
訪問者の多くはせっかちです。数あるWEBサイトの中からクリックする1つを選ぶのに、全てをじっくり確認することはありません

3.子どもでも分かる表現にする


キャッチコピーのパターンとして”子どもでも分かる表現にする”ことも効果的です。
例えば「1カ月で20kg!毎日これを飲むだけ」「30秒!簡単申し込みで300万円が借りられる」など。
人間は”端的”かつ”簡単”なものに対して親近感を覚えます。挑戦するハードルが下がる訳です。

また、キャッチコピーとしては”視覚的な伝わりやすさ”にも意識すると良いです。
訪問者は常に自分に当てはめて想像しています。WEBサイトを利用することで、どのような結果に繋がるのか想像させるのです。

4.1秒で心をつかむ!9文字以内にキーワードを入れる


キャッチコピーとしては”9文字以内にキーワードを入れる”こともよく用いられます。
例えば、”東京 居酒屋”というキーワードがあるとして、「東京の居酒屋10選!彼女とのデートにおすすめなのはここだ」のように。
人間は最初の8〜10文字で残りの内容を予測します。つまり、9文字ほどで伝えられないと「自分には関係ない」と判断されるのです。

また、SEO対策の観点からも、キーワードをキャッチコピーの前半に加えることは効果があるとされます。
数え切れないほどあるWEBサイトの中から1つに選ばれるには、人間もシステムも”1秒で心を掴む”ことが求められます。

ちょっと息抜き!
タイトルにユーモアは必要か?

”広告大賞”を見ると「うまい!」と言いたくなる、ユーモア溢れるキャッチコピーが数多くあります。
ただ、WEBライティングにおけるキャッチコピーにはユーモアはほとんど必要ありません
むしろユーモアに走ることでキャッチコピーの伝えたい部分が薄まるリスクの方が高いのです。

当たり外れの大きな世界


WEBライティングにおいて、タイトルは”28〜32文字程度”しか使用できません。というのも、検索エンジンが表示するタイトルの長さが30文字まで。長くなると途中で切れて表示されます。

センスがあるならユーモアを入れるのも1つでしょう。ただ、一般の方が30文字前後の中で必要な情報とユーモアを組み合わせるのは非常に困難です。ユーモアは”当たり外れの大きなもの”として慎重に扱う必要があります。

ターゲットの絞りこみが難しい


世界の35億人がWEBユーザーと言われています。当然、WEBサイトを提供するのですから1人でも多くの訪問者を獲得したいもの。ただ、ターゲットを日本人に絞ってもユーモアのセンスは人それぞれです。

関西の勢いのあるボケが好きな方もいれば、関東の知的なボケが好きな方もいます。中には、ユーモア自体に嫌悪感を抱いている方も。タイトルにユーモアを入れると”ターゲットが狭まる”ことが多いのです。

ユーモアに頼らない方がいい


SEO対策の観点からもタイトルは30文字以内で収めるのが良いとされます。そこに「東京 居酒屋」や「京都 観光 スポット」など複数のキーワードを加える訳です。

その上、タイトルは数字や具体例などさまざまな要素が関係するものです。ユーモアを追求すると”伝わらないタイトル”に。WEBライティングではユーモアには頼らない方が良いでしょう。