自己流では超えられない壁がある

原理原則を理解して人を惹きつける文章を!

モノを売るには原理原則が
セールスライティングの4つの基礎センス

モノやサービスを売るには原理原則を理解する必要が。
それこそ”セールスライティングの4つの基礎センス”と呼ばれるものです。
WEBライティングには感覚では超えられない、“知識”“技術”が求められます。

1.キャッチコピーセンス


キャッチコピーセンスとは、”注意を引き、「読みたい」と思わせる”こと。訪問者はまずキャッチコピーを読み、「必要な情報か?」を考えた上で次の行動に移ります。どんなに素晴らしい文章であれ、キャッチコピーセンスができていないと読まれることはありません。当然、読まれなければ目的のアクションに誘導することもできないのです。

キャッチコピーにおいて良しとされるのは、訪問者の”欲求を満たすもの”です。例えば、”快楽を刺激してくれるもの”や”不安を取り除いてくれるもの”などが効果的とされます。テレビCMなどで見かけるおしゃれなキャッチコピーである必要はありません。「肌荒れを治したい」と不安を抱えている方に対して、”肌荒れに効果的な商品はこれですよ”と分かりやすく提示できるだけで十分です。

2.ボディーコピーセンス


ボディーコピーセンスとは、キャッチコピーで提示した”欲求を満たすもの”のより具体的な内容を提示するもの。訪問者に「欲しい!」とより強く思わせるためのものです。WEBサイトは誰が書いているか分からないものです。そのため、訪問者はWEBサイトに対して常に「その情報は正しいの?」と疑問を持っています。

ボディーコピーでは、”得られる結果””真偽を証明する証拠”を提示する必要があります。例えば、データや写真(動画)などは効果的な証拠と言えます。ボディコピーに対して”信頼”を抱いて初めてモノやサービスの購買意欲に繋がります。訪問者目線に立った文章を常に意識する必要があるのです。

3.クロージングコピーセンス


クロージングコピーセンスとは、ボディコピーを読んだ訪問者がモノや商品に対して”「よし、買おう!」と決断させる”ためのもの。最後のひと推しの役割があります。WEBサイトにおいて人の心は移りやすいものです。ボディーコピーで「欲しい!」と思っていても、ほんの数分間が開くだけで興味を失うことも珍しくありません。

では、どうすれば決断させられるのか?クロージングコピーに求められるのは”魅力的な条件を提示する”こと。簡易性・希少性(プレミアム感)などが効果的です。例えば、「今かな30分間は50%OFF!」や「あと10個の限定!」のような”今しかない魅力”です。じっくり考えられない”衝撃”を与えられれば成功と言えます。

4.まとめコピーのセンス


まとめコピーセンスとは、”記事の内容を簡単におさらいする”ためのもの。まとめコピーさえ読めば記事のおおよその内容が分かるものです。正直、WEBサイト(記事)を隅までじっくり読む方はほとんどいません。大半の訪問者は2〜3分の空き時間にちょっと斜め読みする程度です。

反面、WEBサイトを魅力的にするにはある程度の情報量(文章量)が必要になります。数分で隅々の情報を伝えるのは不可能ですし、求められていません。求められるのは斜め読みでも理解できる”ちょうどいい内容量”です。どこまでも訪問者に優しいWEBサイトこそ目的のアクションに繋がります。

WEBライティングの流れ
こうしてWEBサイトは作られる!

WEBライティングとはセールスライティングを意識して文章を作成する技術です。
ただ求められる情報を載せるのではなく、綿密な計画の下で進められるのがWEBライティングです。
企画・執筆・編集と段階を踏むことがWEBライティングの基本と言えます。


企画を練る

ニーズの多いテーマ・キーワードを決める段階です。いかに良質なWEBサイトでも、ニーズが少なければ求める結果は得られません。
モノ・サービスに対して、どれほど訪問者が見込めるのか情報を集めることが重要です。


WEBサイトを執筆する

企画で決定したテーマ・キーワードに合わせたWEBサイトを制作する段階です。ただ、単純に情報を羅列しても効果は得られません。
WEBライティングの”知識”や”技術”を駆使し、人の心に刺さる文章を意識します。


編集・校正する

執筆で大まかに制作したWEBサイトに対して”読みやすく、魅力的に調整する”ための段階です。WEBサイトには見栄えも大切です。
文章量や誤字脱字の調整はもちろん、配色や文字サイズの装飾を付けるなどを行います。

WEBサイトの質を1段高める
読みやすい文章を執筆するコツ

WEBサイトと新聞や雑誌などの紙媒体とでは求められるライティング技術が異なります。
紙媒体を書くイメージでWEBライティングを行っても求める結果は得られないでしょう。
WEBライティングにはネット上ならではの”文章を読みやすくするルール”が存在しています。

1文の長さは40〜60文字以内に


「私は小学生の頃に宇宙飛行士を目指していたが、中学生では野球選手を目指し、高校生では外科医を、大学生では弁護士を目指していたものの、社会人になってからはサラリーマンとして働いている。」
「私は小学生の頃は宇宙飛行士を目指していました。しかし、中学生では野球選手を、高校生では外科医を。さらに、大学生では弁護士を目指していたものの、社会人になってからはサラリーマンとして働いています。」

どちらの文章の方が読みやすいでしょうか?
おそらく、後者のようにいくつかに分かれているものが読みやすいと思います。このように、長い文章ほどWEBサイトでは”読みにくい文章”とされます。WEBライティングでは1つの文章は”40〜60文字以内”に納めるよう意識する必要が。長くなるなら不自然にならない程度に、文章を分けることが効果的です。

状況に応じて結論から先に伝える


テーマやキーワードが専門的になるほど、文章は長くなる傾向にあります。正しい日本語というのは”主語+目的語+述語”のように主語(人物やモノ)が文章の頭に来るもの。ただ、WEBサイトで文章を最後まで読むことは稀です。目的語や述語のように、文章として1番に伝えたい部分が読まれないことは珍しくありません。

WEBライティングでは、文章の長さに応じて”結論を先に述べる”ことも必要です。
例えば、「筋肉を育てるにはプロテインが必要です。このサプリにはプロテインが豊富に含まれています。だから、このサプリは筋肉を育てる効果が期待できます。」
「このサプリは筋肉を育てる効果が期待できます。なぜなら、このサプリにはプロテインが豊富に含まれており、プロテインは筋肉を育てるのに必要だからです。」のようにです。

文章の中の”無駄”を省く


日本語は”無駄が多い”と言われます。これ・それ・これら・それら・あの・そののような”指示代名詞”や、ことができる・ものであるのような”冗長表現”などです。会話であれば問題はないのですが、WEBライティングとしては文章が読みにくくなる上に意味も理解しづらくなります。

WEBライティングでは”無駄は極力省く”よう意識するのが良いでしょう。
例えば、「私は明治のココアが大好きです。あのココアは口当たりが良い上に、程よい甘さで私を癒してくれる。」
「私は明治のココアが大好きです。口当たりが良い上に、程よい甘さで私を癒してくれる。」と無駄な部分を省きます。