【Webライター初級編】指示語のような「指示語もどき」にも注意しよう!

【Webライター初級編】指示語のような「指示語もどき」にも注意しよう!

「こそあど言葉」と呼ばれる指示語の多用は、意味の分かりにくい文章を作成してしまうリスクがあることは、前にお伝えしました。
実は、指示語のように感じられる「今回」「前作」「本年度」などの「指示語もどき」の言葉も、なるべく使わないのがおすすめです。

Webライターとして仕事をするためには、誰が読んでも意味が分かりやすい文章を書く必要があります。
指示語もどきの言葉を使わずに、具体的な固有名詞を入れるほうが、分かりやすい文章になることがよくあります。
下の例文を見てみましょう。

例1)
中森明菜が歌っていた「TATTOO」という曲をモチーフにしたTシャツが、最近インターネット上に売りに出されました。
この商品は1枚8.800円という高値なのですが、あっという間に売り上げランキング1位に輝いたのには、驚きました。
あなたなら、このような商品を手に入れようと思いますか?

例2)
中森明菜が歌っていた「TATTOO」という曲をモチーフにしたTシャツが、最近インターネット上に売りに出されました。
この商品は1枚8.800円という高値なのですが、あっという間に売り上げランキング1位に輝いたのには、驚きました。
あなたなら、「TATTOO」のTシャツを手に入れようと思いますか?

例1)と例2)の文章は、書いている内容はまったく同じです。
しかし例2)のように、具体的な商品名である【「TATTOO」のTシャツ】という言葉を入れた方が、より意味の通りやすい文章になると思います。

そのため、指示語と同じように「指示語もどき」の言葉も使いすぎないようにするのがおすすめです。