Webライターとして働いている方なら、だれでも収入アップに関心があるのではないでしょうか?
「文字単価0.5円で記事を書いているけど、相場はどれくらいなのだろう?」
「文字単価を上げて収入アップを目指すにはどうしたら良い?」
こんな疑問を持っている方も多いと思います。
そこでこの記事では、Webライターの文字単価相場を公開します!
また、文字単価を上げるためにできる8つの方法を解説。
Webライターとして成功したい方、生活にもっと余裕がほしい方、ぜひこの記事を参考にしてください。
最後に、実力アップと収入アップを同時に目指せるおすすめの働き方もご紹介します!
- 1.Webライターの文字単価の相場
- 2.Webライターの文字単価を上げるためのコツ8選
- 3.Webライターの文字単価や相場に関する質問
- 4.実力&収入アップが同時に可能!「BRIDGEA」のWebライター
- 5.まとめ
1.Webライターの文字単価の相場
文字単価の相場は、一律で「いくら」とはいい切れません。
後述するように、Webライターのスキルや案件の内容によって変動するからです。
とはいえ、大まかな数値を言えば「0.5~5.0円/文字」くらいでしょう。
クラウドソーシングサイト「ランサーズ」によると、一般的な記事作成の仕事の文字単価相場は、このあたりが妥当です。
参照:「ランサーズ」
文字単価が0.5円の場合、1,000文字の記事を1つ書くと500円の報酬です(0.5×1,000文字)。
5,000文字なら2,500円、1万文字なら5,000円になります。
仮に文字単価0.5円で5,000文字の記事を1時間で書けたら、時給は2,500円です。
一方文字単価が3円で5,000文字の記事を1時間で書くと、時給は6倍の15,000円です。
こうして計算すると、文字単価が収入を大きく左右するのがわかります。
1-1.Webライターの文字単価を左右する要素
Webライターとして働くのであれば、できるだけ高い文字単価の案件をこなして稼ぎたいところです。
Webライターの文字単価を左右する要素には、主に以下の2点があります。
- ライターのスキル
- 案件内容の難しさ
それぞれの点を詳しく見ていきましょう。
1-1-1.ライターのスキル
Webライターに限ったことではありませんが、「ライターのスキル」が高いと高収入を得やすいです。
初心者Webライターよりも、経験と実績が豊富なベテランWebライターの方がクライアントからの評価を得やすく、条件の良い案件を獲得しやすいでしょう。
こちらから応募しなくても、高評価のプロフィールを見たクライアント側から、好条件案件の打診が寄せられるかもしれません。
Webライティングサービスの中には、Webライターをランク付けして仕事を振っているところもあります。
例えば「サグーワークス」では、以下の画像に記載されているように、ランクが高いほど高単価の案件をゲットできる確率が高まります。
参照:「サグーワークス」
1-1-2.案件内容の難しさ
「案件内容の難しさ」も、文字単価に影響を及ぼす要素です。
以下の「ランサーズ」の文字単価目安をご覧ください。
参照:「ランサーズ」
一般的なテーマは0.5~2.0円/文字と単価が低いところから始まっています。
一方、特定のテーマは0.8~3.0円/文字、専門的なテーマは1.2~5.0円/文字と、単価が相対的にアップしています。
ある記事を執筆するのに専門的な知識や多くの調査時間が必要な場合、すべてのWebライターが対応できるわけではありません。
例えば専門的なITの知識や医学知識・金融ノウハウについて書く記事であれば、それらの情報に精通したライターでなければ難しいでしょう。
このような場合、需要(案件)に対して供給(対応可能なWebライター)が少ないため、自然と文字単価が上がります。
ただし必ずしも、「文字単価が高い=難易度が高い案件」とは限りません。
クライアントによっては、一般的なテーマでも高めの文字単価をつけてくれる可能性があります。
あるいは少しでも早く納品してもらうため、ないしは記事数が少量であるゆえに応募が少ないことを踏まえて、文字単価が高めに設定されることもあるでしょう。
1-2.文字単価別のWebライターの仕事内容を実例で紹介
文字単価と案件内容の違いについてイメージしやすいよう、ここからは「ランサーズ」の実際の案件を例にご紹介します。
文字単価が上がるにつれて、記事内容の難易度が上がる様子を感じられるでしょう。
以下の5つの文字単価帯に分けて解説します。
- ~0.9円の仕事
- 1~1.9円の仕事
- 2~2.9円の仕事
- 3~4.9円の仕事
- 5円~の仕事
1-2-1.~0.9円の仕事
案件名:【ライター経験を積みたい方歓迎!】さまざまなジャンルの記事作成【1記事1,300円~/2,000字】の仕事
参照:「ランサーズ」
こちらの案件では、赤い下線で示した説明にもあるとおり、さまざまなジャンルに関する簡単な記事を書く仕事です。
文字単価はランクによって変わりますが、0.38~0.65円と、比較的低単価に設定されています。
1-2-2.1~1.9円の仕事
案件名:【文字単価1.5円/1記事/2,000文字】WEB集客関連のSEO記事作成の仕事
参照:「ランサーズ」
こちらの案件は文字単価が1.5円で、通信系の記事を書くWebライターが募集されています。
Web広告やSEOに関連した内容になり、それなりのITリテラシーが求められます。
「Web広告やSEOって何?」という方にとっては、難易度が少々高めでしょう。
1-2-3.2~2.9円の仕事
案件名:【1記事8,000円】銀行、証券会社経験者やFP資格者歓迎 メガバンク系メディアでの金融全般を執筆の仕事
参照:「ランサーズ」
こちらの案件は文字単価が2.6円(1記事あたり8,000円で文字数は3,000文字)です。
大きな影響力を持つメディアの記事であり(大手金融機関のオウンドメディア)、より責任感が求められる大きな仕事です。
投資など金融情報について初心者の方にわかりやすく説明する必要がある分、テーマについての深い理解や高い文章力が求められます。
1-2-4.3~4.9円の仕事
案件名:法律関係のライター案件 1記事5,000字程度(1字3~円)の仕事
参照:「ランサーズ」
こちらは案件名どおり、法律関連(相続)に関する内容です(文字単価3円)。
相続登記や遺産分割・遺言書など、専門的な内容について書くため、Webライターのスキルが高く求められます。
1-2-5.5円~の仕事
案件名:【高額報酬】B to BメディアにおけるIT系ノウハウ/技術系記事でのリライトの仕事
参照:「ランサーズ」
こちらの案件は、BtoB(企業間取引)のメディアを対象にしており、よりレベルの高い文章力が求められます。
文字単価は5円(1記事800文字で4,000円)と高額ですが、プロフェッショナルライターでないと継続は難しいでしょう。
このように文字単価の高い案件は、概して難易度も高い傾向にあります。
後述するように「高い文字単価=初心者は無理」とは限りませんが、一定の傾向として覚えておきましょう。
高単価の案件を獲得するには、Webライターとしての実力アップが欠かせません。
2.Webライターの文字単価を上げるためのコツ8選
ここからは、Webライターの文字単価を上げるためのコツ8選をご紹介します。
- 数をこなして実績と経験値を上げる
- SEOについて学ぶ
- 単価交渉をする
- 専門領域を持つ or 活かす
- ワードプレスを使えるようにする
- 取材記事にチャレンジする
- 「難しそう」と思えるテーマに思い切ってトライする
- ライティング関連資格を取得してPRする
いずれのコツも実践が難しすぎるものではないため、積極的にチャレンジしてみてください。
2-1.数をこなして実績と経験値を上げる
クラウドソーシングであれば、案件を多く無難にこなすほど発注者からの評価が多くつき、周りからの信頼性が高まります。
評価が良いと、応募した際に発注者の関心を引きやすくなるはずです。
また案件を多くこなせば、経験値や習熟度なども上がり、少し難易度が高い案件に挑戦する自信もつきます。
2-2.SEOについて学ぶ
記事を発注するクライアントの中には、記事の公開そのものだけでなく、検索エンジンで上位表示を達成できる記事を求めていることが少なくありません。
検索結果での上位表示には「SEOのノウハウやスキル」が不可欠です。
そのためSEOについて学んでそれを執筆に活かせるようになると、Webライターとしての評価が上がりやすくなる。
「SEOの知見を活かしたWebライティングができる」とアピールでき、案件獲得のチャンスが広がるでしょう。
2-3.単価交渉をする
思い切ってクライアントに単価交渉をもちかけるのも、文字単価アップの方法です。
クライアントから何の理由もなく「文字単価を上げましょう」といってもらえるのは正直期待できません。
そのため、こちらから「単価をアップしていただけませんか?」とアプローチしてみるのがおすすめです。
その際には以下の点を意識しましょう。
- ある程度信頼を寄せてもらっているクライアントに交渉する
- 1円アップなど一気に上げようとせず、0.1円、0.2円など少額アップを打診する
- 代わりに作業範囲を拡大するなど、相手側のメリットを提示する
2-4.専門領域を持つ or 活かす
専門領域を新たに持つ、あるいはすでに持っているスキルを活かしたWebライティングをするのも良いことです。
先述のとおり、専門性の高いテーマの案件は、文字単価も高い傾向にあります。
したがって、得意なジャンルや資格を有するジャンルについて案件が見つかれば、積極的に応募できますし、獲得できる可能性も高いでしょう。
また、よく知っているジャンルについては当然中身の濃い記事を書けるため、成果物が評価されやすく、案件継続につながるかもしれません。
2-5.WordPressを使えるようにする
記事案件の中には、WordPress入稿を納品形式としているものがあります。
そのため、WordPressの使い方をマスターすれば応募できる案件数が多くなります。
またWebライターがWordPressに精通していると、任せられる作業数が増えるため、クライアントとしては「頼りがいのあるWebライター」と目に写ります。
クライアント自身でWordPressをいじる手間が省けるため、歓迎されやすいでしょう。
このことは単価交渉の一材料にもなります。
2-6.取材記事にチャレンジする
インタビュー記事など取材を要する記事は、取材対象が存在する分、より多くの作業が必要です。
人を相手にする場合、マナーはもちろん、上手に相手の話を聞き出す技術なども欠かせません。
難易度は高くなる分、報酬は高めです。
自己完結しないため最初は勇気が必要かもしれませんが、高単価の仕事をする機会が開けます。
2-7.「難しそう」と思えるテーマに思い切ってトライする
前述の取材記事もしかりですが、「難しそう」と思えるテーマにトライするのも文字単価アップのカギです。
今まで書いたことがないテーマや、法律・金融などいかにも堅そうなテーマ、そこまで興味が持てないテーマなどいろいろありますが、思い切って応募してみるのはいかがでしょうか?
思っているよりも興味や関心を持てるテーマかもしれませんし、意外と「書きやすい」と感じるかもしれません。
「経験者に限る」「有資格者に限る」と応募要件に書かれている場合は別として、高みを目指してチャレンジすることは大切です。
2-8.ライティング関連資格を取得してPRする
Webライティング関連資格を持っていると、プロフィールが充実してスキルを認めてもらいやすいです。
Webライターになるために必要な資格はありませんが、持っておいて損はない資格はいくつかあります。
例えば以下のような資格です。
- 日本語検定1級
- 文章読解・作成能力検定
- Webライティング技能検定
- SEO検定と認定SEOコンサルタント
3.Webライターの文字単価や相場に関する質問
ここからは、Webライターの文字単価や相場に関して、初心者の方が気になるかもしれない質問を3つ取り上げます。
- 文字単価と記事単価はどちらが良いか?
- 文字単価は高いほど良い?
- サービスで指定文字数より多めに書いた方が良い?
それぞれの質問に回答していきましょう。
3-1.文字単価と記事単価はどちらが良いか?
文字単価と記事単価のどちらが良いとはいい切れません。
「文字単価」は1文字あたりで報酬額が決まるのに対し、「記事単価」は1記事あたりで報酬額が決まります。
文字単価の場合、Webライターとしては「書いた分だけ」リターンがあるため、より魅力を感じるかもしれません。
一方記事単価だと、何文字書こうが1記事あたりの報酬です。
したがって文字数がオーバーする場合、「無駄な作業をしてしまった」と感じることがあるでしょう。
ここまで見ると文字単価の方が良いと思えるかもしれません。
しかし文字単価が高くても、文字数上限がある程度決められている場合は、実質記事単価に等しくなります。
例えば文字単価1.6円の案件があっても、文字数が5,000文字と決まっていれば、収入は8,000円でストップです。
これは記事単価8,000円の案件と変わりありません。
また、記事単価で出されている案件の実質文字単価が高額ということもありえます。
例えば1記事5,000円の記事があるとして、文字数が2,000~2,500文字であった場合、実質文字単価は2~2.5円と高いです。
一概に文字単価が良いと思い込むのではなく、作業にかかる時間や労力も計算して、効率よく稼げそうか考えると良いでしょう。
3-2.文字単価は高いほど良い?
文字単価が高いと、確かに稼ぎやすいイメージがあります。
しかしそれは状況によります。
文字数指定や記事数によっては、思ったよりも稼げないかもしれません。
例えば文字単価が2円の仕事があっても、1記事1,000文字の案件で記事数が7つしかなければ、2×1,000×7,000円の収入しかありません。
仮にその記事が自分のまったく知らないテーマで、一から調査する必要があり、しかもクライアントからの要望が非常に多いとしたら、作業効率はあまり良くないでしょう。
一方文字単価1円でも、文字数が3,000文字あって記事数が30あるなら、1×3,000×30で9万円の収入です。
そのテーマについて多少の知識や関心がある場合は、モチベーションが高く効率も良くなる可能性があります。
両者を最終的に時給で比べてみたら、意外と後者の方が良いかもしれません。
このように、案件の規模や継続性・自身の知見など、総合的な観点で考えることが大事です。
3-3.サービスで指定文字数より多めに書いた方が良い?
指定文字数に到達しないより、指定文字数を少しオーバーする方が良いです。
ただし、仮にオーバーした文字数の請求が発生しないとしても、大幅にオーバーするのはNGといえます。
記事の校閲や校正を行う別のスタッフがいるかもしれず、負担を大きくさせるかもしれないからです。
またオーバー分の請求が発生する場合は、長々と書くと「報酬目当てで不必要に文字数を増やしている」と思われかねません。
そもそも指定文字数を大幅にオーバーするライターは、「構成力や文章をまとめるスキルがない」と思われる恐れもあるでしょう。
そのため結論として、指定文字数は大幅に超えないようにしましょう。
なお「良質な記事を書くために当初よりも文字数が多くなった方が良い」と思える妥当な理由があるなら、納品前に相談できます。
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5.まとめ
Webライターの文字単価相場は、「0.5~5.0円/文字」くらいです。
クライアントによっては、単発の仕事を効率よく依頼するために単価を上げているだけのケースも考えられます。
ただし基本的には、文字単価が高くなるほど案件の難易度も高くなります。
文字単価が高ければ絶対的に良いとは限りませんが、案件の規模が大きかったり、継続が見込めたりするのであれば、高いに越したことはありません。
ご紹介した8つのコツを実践しつつ、より効率よく稼げるWebライターを目指してみてください。