Webライティングの執筆スピードを上げるには?タイピングスピードは不要?

Webライティングの執筆スピードを上げるには?

Webライティングは、記事を作らなければ報酬が得られない”成果報酬”
Webライターとして働く方が増え、中にはより稼ぐだめに「執筆スピードを上げたい!」と、お考えの方は多いのではないでしょうか。

単純に、1文字1円で2,000文字の執筆依頼を、1時間で終らせれば時給2,000円。
もちろん、時間が経過するとともに時給換算すれば効率が悪くなってしまいますよね。

その際、執筆スピードと聞けば、タイピングスピードをイメージする方は多いもの。
しかし、Webライティングでは二の次なのです。

ということで今回は、Webライティングで執筆スピードを上げるためのいつくかのコツをご紹介いたします。

1、タイピングスピードは不要?

webライティングはタイピング速度は不要
Webライティングで短時間に数多くの依頼をこなしていく上で、タイピングスピードは速い方が良いに決まっています。
ただし、タイピングが速いからといって、記事の執筆スピードは速くなるかといえばそうではありません。

もちろんタイピングスピードも大切ですが、重要なのは文章の書き方のコツを掴むこと。

例えば1,000文字程度の文字入力なら、タイピングスピードが速い方なら10分はかからないでしょう。
しかし、依頼された内容に沿った文章を執筆する上で、いかにタイピングが速くても10分で入力できるものではありません。

つまり、Webライティングにおいては、タイピングの速さよりも執筆スピードを上げるのが重要なのです。
基本的に数多くの依頼をこなしていく中で、自然とタイピングスピードは上がってきますよ。

2、Webライティングの執筆スピードを上げるコツ

Webライティングの執筆スピードを上げるコツ
では、執筆スピードを上げるにはどうすれば良いのか?
簡単には、次のようなものが挙げられます。

  1. 依頼内容をしっかり把握する
  2. 情報収集を効率よく行う
  3. 構成(見出し)を先に決める
  4. 1記事の執筆時間を決める
  5. Wordの使い方を学ぶ

その他にも様々なテクニックはありますが、基本はこの5つのコツを掴んでおくのが大切。
Webライティングを始めたばかりの頃は、時間がかかるのは当然。しかし、ある程度慣れてきたら執筆スピード上げて効率よく稼ぎたいものです。

依頼内容をしっかり把握する

通常、クライアントから依頼を受けて代行執筆するのがWebライターの仕事です。
そこで、そのクライアントからの依頼内容はしっかり把握しておくのが重要。

記事の内容はもちろん、その他の指定事項、例えば文字数や文末表現、文字の大きさ、装飾など。
どんな記事を執筆するのか、クライアントの意向はしっかり把握しておく必要があります。

また、SEO対策となるキーワードが指定される案件も多いので、依頼内容をしっかり把握して執筆に取りかかりましょう。

情報収集を効率よく行う

依頼を受けて執筆するには、まずは情報を収集しなければ執筆はできません。

もちろん、知識があればスラスラ書いていけますが、特定のテーマやジャンルが続くわけではないので、執筆スピードを上げるためには、いかに効率よく情報収集するかがポイントになります。

クラウドソーシングでは、「タスク形式」や「プロジェクト形式」といった形態がとられていますが、プロジェクト形式では高度なコンテンツ作成が求められるので、専門書や実際に取材するなどの情報収集が必要になるケースがあります。

しかし、通常の「タスク形式」は簡単な案件が多いことから、基本的にインターネット検索を利用します。
その際、キーワード検索が基本。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用して情報を収集していきますが、シンプルな単語の組み合わせがベスト。

例えば、「天気 関東」とすれば、関東一円の天気情報が表示され、「病院 東京」とすれば、東京都内の病院が検索順位ごとに表示されます。そこで、さらに絞り込みたいときは、「病院 東京 渋谷」とすれば、渋谷区内の病院だけが表示。

というように、調べたい要素に絞ったシンプルな単語を組み合わせていくと、お目当ての情報が見つかりやすくなります。

ただし、インターネット検索のデメリットとして、間違った情報が混じっている可能性があるので、1サイトだけを集中して見るのではなく、複数のサイトから情報収集するようにしたいですね。

構成(見出し)を先に決める

情報収集が終われば、いざ執筆スタート。
その際、まずは見出しを考えて、記事全体の構成やあらすじを決めておくのが重要。
いきなり本文から書き始めてしまっては、最初の内はいいとしても、途中から何を執筆しているのか分からなくなってしまいます。

そのため、執筆スピードを上げるには、先に見出しを考えて構成を決めるのが先決。
見出しがあれば、大まかな話の流れが掴めるので、あとは調べた情報をまとめて執筆していくだけです。

その際、見出しにも指定されたキーワードを入れるようにしましょう。
SEO対策の一環として、タイトルは勿論、見出しにもキーワードを盛り込むのが重要になります。

1記事の執筆時間を決める

ライティングをしていると、気付かないうちに時間が経過して、こんなに時間がかかってしまった!
なんてことはよくある話です。

そこで、ライティングでは1記事あたりの執筆時間を決めておくのも、執筆スピードを上げるコツになります。
執筆時間を設定するといっても、厳守する必要もないし焦る必要もありません。ただし、執筆時間を常に意識しておくのが重要。

どれくらいの時間で1記事できるのか、または、1記事にどれだけ時間がかかったのか、といったことを常に意識しておくと、次第に時間の使い方が養われて、効率よく情報収集などの作業に取組めるようになってきます。

2,000文字程度の記事なら、最初は2時間、慣れてくるに従って時間を短縮していけば、徐々に執筆スピードが上がってくるものです。
もちろん、依頼内容によっては時間がかかるものはありますが、目安として執筆時間を決めておくと、その時間内は集中して執筆に取組めるのではないでしょうか。

Wordの使い方を学ぶ

Webライティングで使うものといえばパソコン。手書きの方はまずいないでしょう。

ライティングでは、Microsoftの「Word」を利用する方がほとんどです。
そこで、文字入力はもちろん、文字の装飾や表作成といった基本機能は最低限使いこなせるようにしておくのが大切。

特に表作成については、利用する機会も多いので即座に対応できるようにしておきたいですね。
Wordの機能が使いこなしておくことも、執筆スピードを上げるコツです。

それほど多くの機能は使いませんが、ライティングでは文字数を限定される案件が多いので、上部メニュー「校閲」の「文字カウント」を見れば、現時点での文字数が表示されるので、その都度確認しながら作成すると効率的。

また、誤字・脱字のチェックは、「校閲」の「スペルチェックと文章校正」でも大きな間違いはチェックできますが、「Enno」というフリーソフトがおすすめ。
利用すれば、スペースのエラー、誤字脱字、変換ミス、入力後の編集ミス、文字化けなど、あらゆる日本語文書のエラーを自動チェックしてくれます。

3、まとめ

Webライティングにおいて、執筆スピードを上げるためには、とにかく基本をしっかり守るのが大切です。
タイピングスピードも大切ですが、まずは文章の書き方とWeb検索に慣れる必要があります。

最初にも説明した通り、Webライティングは作って幾らの、完全な成果報酬。執筆スピードが上がれば、より多くの案件に取組めるメリットがあります。

ただし、基本は良質な記事を作ることの方が重要。時間ばかり気にして、肝心の中身を疎かにしないようにしたいですね。

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