Webライティングにおいて、良質なコンテンツ(記事)はもちろん、さらに「SEO対策」が重要!
ライターの仕事をしている方なよくご存じでしょう。
Webサイトに新しいコンテンツを追加しても、中々アクセス数が増えない・・・なんて状況になっていませんか?
そのアクセス数を増やすための最適な方法として「SEO対策」が使われています。
しかし、一口にSEO対策といっても、どのような方法があるのか分からない?
そこで今回は、SEOの簡単な説明と、Webライティングに効くSEO対策の方法をご紹介いたします。
1、「SEO」とは?簡単解説
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語訳では「検索エンジン最適化」になります。
その定義は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自分のコンテンツを上位表示させる手法ということ。
正確には、Webの世界において、無数に散らばった情報を調べるとき、一般のユーザーは基本的に「Yahoo!」や「Google」などの検索エンジンを利用します。
これらの検索エンジンは、独自のアルゴリズム(コンピューターの計算手順の最適化方法)を基に、特定のキーワードに対して表示順位を決定しています。
検索エンジンを利用する人の多くは、検索ボックスに言葉(キーワード)を入力するとき、「知りたい」「探したい」という思いを持っています。
すると、入力されたキーワードに対して検索エンジンの方は答えを返すわけです。
つまり、自分のコンテンツをより多くの人に見てもらうためには、ユーザーの特定キーワード検索に対して、より上位に自分のコンテンツを表示してもらう必要があります。
SEO対策の最終目標は、検索エンジンの検索結果において、自分のコンテンツを上位表示させることを目標としています。
2、Webライティングに効くSEO対策の方法とは?
Webライティングで効くSEO対策は、良質なコンテンツを作成しつつ、キーワードを適所に盛り込むことが求められます。
記事タイトルには必ずキーワードを入れる
まず、SEO対策で最も重要なのは「記事タイトル」。記事タイトルにキーワードを入れるのは鉄則です。
ユーザーが検索エンジンを利用する場合、ほとんどキーワード単位で入力されるので、忘れがないように絶対にタイトルに入れましょう。
さらに、タイトルの前半8文字以内にキーワードを入れておくと効果が高くなります。
とはいっても、文章が不自然になっては仕方ないので、あくまで自然な形で入れられるときは実践してください。
その際の注意点として、タイトルの文字数は目安があります。
- Google:全角32文字前後
- Yahoo!:全角35文字前後
これ以上の文字数になってしまうと、タイトルの末尾が「・・・」で表示されます。
基本的に、Googleは長いタイトルをつけることは推奨していないので、短くて魅力的なタイトルがベストです。
見出しにも自然な形でキーワードを入れる
見出しはタイトルに次いで、コンテンツ内で重要視されている部分です。
キーワードによりますが、不自然にならないか気を付けて、できる限りキーワードを入れておくとより効果が高くなります。
本文中の前半部分にキーワードを入れる
Webライティングではキーワードを本文中に意識して盛り込むことも重要。
その理由として、検索エンジンに何が書かれているページなのか分かりやすくするためです。
その際、リード文章と見出しの直下にキーワードを含んだ文章を入れることをおすすめします。
基本的に、検索エンジンはコンテンツの書き出しから文章前半にかけて単語を読み取っているからです。
さらに、読み手にも意味のある記事だと認識してもらえるメリットがあります。
「これ」「あれ」などの代名詞を多用しない
これ、あれ、彼、あそこ、こっち、などの代名詞は文章によっては分かりやすさが増し、文字数を減らせる効果があります。
しかし、検索エンジンは代名詞を解釈できません。
例えば、「この値段」や「あの商品」では、検索エンジンでは何の値段なのか、どんな商品なのか認識してくれません。
正確に、「新しい車の値段」や「Yahoo!の商品」としておくことが大切。
しかし、「この」「あの」の部分が長くて読みにくくなってしまうときは、無理をして変える必要はありません。
もちろん代名詞を使わない方が良いので、出来るだけ使わない工夫をしましょう。
本文中に専門用語を適度に使う
Webライティングでは、専門用語の多用はタブーとされていますが、検索エンジンは記事内で専門用語を記載してくれないと、この記事が何の話をしているのかわからなくなってしまいます。
つまり、多少は意図的に専門用語を含めた記事のほうが、検索エンジンには効果的があります。
3、まとめ
Webライティングにおいて、たくさんの人に自分の記事を読んでほしいと願うのは誰しも同じですよね。
そのためには、より良い記事を作成することはもちろん、キーワードを意識したSEO対策が重要。
ご紹介した通り、タイトル、リード文、見出しやその直下にキーワードを盛り込むことが基本的なSEO対策になります。
ポイントは、キーワードは記事の前半に多めに盛り込んでおくことですよ。