Webライティングとアフィリエイトは、どちらも文章を書く仕事ですが、いくつか違いがあります。
また両方を極めれば、たくさん稼ぐことも可能です。
この記事では、以下の点を中心にWebライティングとアフィリエイトの特徴を解説します。
- Webライティングとアフィリエイトの違い(仕組みや収入)
- 両者に共通している大事なスキル
- どちらも行うことがおすすめの理由
後半には、初心者がWebライティングのスキルを学びながら稼げるおすすめの方法もご紹介します。
Webライティングとアフィリエイト両方に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 1.Webライティングとアフィリエイトの違い
- 2.Webライティングとは
- 3.アフィリエイトとは
- 4.Webライティングとアフィリエイト両方に必要なスキル
- 5.Webライティングとアフィリエイトを極めるべき理由
- 6.アフィリエイトに役立つWebライティング知識が学べる!「株式会社BRIDGEA」
- 7.まとめ
1.Webライティングとアフィリエイトの違い
Webライティングで稼ぐか、それともアフィリエイトで稼ぐか悩んでいる方は、決定する前にまず両者の違いを把握しておくことが大事です。
どちらも記事を書くことに変わりはありませんが、主に以下の2点において違いがあります。
- 収入発生のタイミング
- 執筆した記事の所有者
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1-1.収入発生のタイミング
1つ目の違いは「収入発生のタイミング」です。
それぞれ以下のタイミングで報酬をもらえます。
・Webライティング:記事を納品したタイミング
フリーランスのWebライターの場合、記事をクライアントに納品したタイミングで報酬が確定します(あるいは月末など)。
※バイトの場合は給料日に収入が発生。
報酬は納品した記事に対して発生するため、記事を書けば書くほど報酬が増えます。
・アフィリエイト:クライアントが設定する条件が満たされたとき
アフィリエイトは、クライアントが定める条件(広告ボタンをクリックされる、ユーザーが商品を購入するなど)が満たされて初めて、報酬が発生します。
基本的に、記事を書くだけでは報酬になりません。
※固定報酬タイプなど一部の契約方法は除く。
1-2.執筆した記事の所有者
2つ目の違いは、「Webライターが執筆した記事の所有者」です。
記事の所有権は、それぞれ以下のとおりです。
・Webライティング:執筆した記事は納品先のクライアントのもの
書いた記事は、納品した相手(クライアント)の資産になります。
仮に執筆した記事のおかげで多くの商品が売れたとしても、Webライターには記事に対する以外の報酬はありません。
・アフィリエイト:執筆したWebライターのもの
書いた記事はWebライター本人の資産になります。
執筆した記事に多くのアクセスがあって、クリックや商品購入などが起きた場合(クライアントの条件が満たされた場合)、Webライターはその都度報酬を受け取れます。
Webライティングとアフィリエイトの2つの違いをまとめると、以下のとおりです。
・Webライティングの収入は、記事を納品する度に一度限り発生する
・アフィリエイトの収入は、クライアントの条件が満たされる度に何度でも発生する
2.Webライティングとは
ここからはWebライティングとアフィリエイト、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
仕組みや種類・メリットとデメリットなどを細かく解説しますので、参考にしてください。
最初にWebライティングの特徴からです。
2-1.Webライティングの仕組み
Webライティングには主に、以下の3つの働き方があります。
- クラウドソーシングでフリーランス
- 記事作成代行会社でフリーランス
- 特定の会社でバイトや正社員として就職
フリーランスの場合、クラウドソーシングや記事作成代行会社を通して仕事を獲得します。
クラウドソーシングは、クライアントとWebライターをマッチングするサービスです。
仕事の条件交渉や記事の納品・支払いなどは、ク ラウドソーシングを通して行います。
記事作成代行会社の場合、Webライターは特定の記事作成代行会社に在籍し、仕事を割り当ててもらいます。
クラウドソーシングとは異なり、Webライター自身が仕事を探す必要はありません。
Webライターが記事を代行会社に納品し、代行会社から報酬を受けます。
バイトや正社員などの場合は、勤め先で指定された執筆や編集などの仕事を行います。
それぞれの働き方を図解すると、以下のとおりです。
2-2.Webライティングの種類
Webライティングの仕事は、「特定のテーマに沿った記事構成を考え本文を執筆すること」です。
執筆する記事には、以下のような種類があります。
- 企業のブログ記事
- インタビュー記事
- 動画のシナリオ
- ニュース記事
このうち最も一般的なのは、企業のブログ記事です。
企業のブログ記事では、クライアント企業が指定するジャンルやテーマ・PRしたい点を踏まえて記事を書きます。
執筆された記事は、クライアント企業の公式サイトや、運営するほかのサイトなどで公開されます。
2-3.Webライティングのメリット・デメリット
Webライティングのメリット・デメリットには、以下のような点が挙げられます。
メリット
- 記事納品後、すぐに報酬が発生する
- 記事を納品さえすれば必ず一定額の報酬を受け取れる
デメリット
- 書いた記事は自分の資産にならない
- 一度きり、決まった額の報酬しか受け取れない
2-4.Webライティングに向いているのはこんな方
Webライティングは、以下のような方に向いています。
・すぐに収入がほしい方
先ほどもお伝えしたように、Webライティングでは納品後、比較的早めに報酬が入ります。
納品した記事に対して早めに報酬を支払ってほしい方は、Webライティングがおすすめです。
3.アフィリエイトとは
続いて、アフィリエイトの特徴を見ていきましょう。
※アフィリエイトの意味は「提携する」。
Webライティングと比較すると少し複雑ですが、それほど難しい仕組みではありません。
3-1.アフィリエイトの仕組み
アフィリエイトでは、以下の3者間でサービスが運営されます。
- クライアント(広告主)
- ASP(クライアントとWebライターの仲介業者)
- Webライター
どのような仕組みでWebライターに報酬が発生するかを、順番に見ていきましょう。
- クライアントが自社の製品やサービスをPRするために、ASPに広告案件の掲載を依頼する
- ASPが広告案件を自社サイトに掲載する
- サイトを運営しているWebライターが、ASPのサイトで広告案件を探す
- 気に入った案件が見つかると、Webライターは記事を書いて広告のバナー(ボタン)を貼る(自サイトに掲載)
- ユーザーがWebライターのサイトを見て、バナーをクリックしたり商品を購入したりする
- Webライターに報酬が支払われる
上記の流れを図解すると、以下のとおりです。
Webライターは、クライアントの商品やサービスを自サイトでPRします。
その後ユーザーが、バナーのクリックや商品購入・会員登録など何かしらのアクションを起こすと、クライアントからの報酬が発生します。
※どのアクションが報酬になるかは広告案件による。
ポイントは、ユーザーの行動によってWebライターの報酬が左右される点です。
※広告が表示されるだけで報酬が発生するタイプの広告もあります。
3-2.アフィリエイトの種類
アフィリエイトには以下のような種類があります。
- 成功報酬タイプ:商品購入やサービス登録など、一定のアクションが発生したときに報酬をもらえる
- クリックタイプ:ユーザーが広告のバナーをクリックしたときに報酬が発生する
- インプレッションタイプ:サイトに広告が表示されると報酬が発生する
- 固定報酬タイプ:Webライターが一定の期間だけ広告を掲載することを条件に報酬が支払われる
このうち、より一般的なのが成功報酬タイプです。
報酬が発生する条件が難しい分、報酬単価は高めです。
クリックタイプの報酬の単価の幅は広いですが、美容や不動産など報酬単価が高めのものもあります。
このタイプのサービスとしては、「Google AdSense」が有名です。
インプレッションタイプは広告が表示されるのが条件であるためハードルが低いですが、報酬も低めです。
なおアフィリエイトには、商品をPRする物販系広告や、教材など情報商材をPRする情報系広告などがあります。
3-3.アフィリエイトのメリット・デメリット
アフィリエイトのメリット・デメリットには、以下の点が挙げられます。
メリット
- 書いた記事が自分の資産になる
- うまくいけば長期的に収入が得られる
デメリット
- すぐに収入は発生しづらい(拡散力や発言力がない限り)
- 収入が発生しないこともある
3-4.アフィリエイトに向いているのはこんな方
ここまでの情報を踏まえると、アフィリエイトに向いているのは以下の方です。
- すぐに収入が得られなくても困らない方
- 長期的な収入源を作りたい方
アフィリエイトはすぐに報酬が発生しづらい特徴から、収入が入るのをそんなに急いでいない方に向いています。
またアフィリエイト用に書く記事は、Webライター自身のサイトで公開します。
広告のバナーが有効な限り、常に報酬が発生するチャンスがあるため、長期収入を狙いたい方に魅力的なサービスです。
4.Webライティングとアフィリエイト両方に必要なスキル
Webライティングの仕事をするにしても、アフィリエイトにするにしても、共通して求められるスキルがあります。
特に大切なスキルを2つご紹介します。
4-1.情報のリサーチ力や文章力
Webライティングでもアフィリエイトでも、大切なのは「ユーザーに役立つ情報を読みやすい文章で提供すること」です。
悩みや疑問の解消に役立つ情報を提供する記事、かつキャッチーで説得力のある記事は、ユーザーをひきつけます。
「読んでよかった」と思われる記事を読んだユーザーは、記事内で紹介されている商品やサービスに興味を持ちやすいはずです。
そうなれば、Webライティングではクライアントからの高評価獲得につながりますし、アフィリエイトでは報酬につながります。
Webライティングでは、必ずしも特定の商材のPR記事を書くわけではありません。
それでも記事に満足したユーザーは、同じサイトのほかの記事を読んでくれる可能性があります。
このことは、サイトの「ファン」を増やしたり、ほかの記事でのコンバージョン(商品購入やサービス登録など利益になるユーザーのアクション)を増やしたりする結果にもつながります。
結果はすべて自分の報酬につながるため、Webライティングやアフィリエイトでしっかり稼ぎたいなら、情報のリサーチ力や文章力は必要不可欠といえるでしょう。
4-2.SEO対策に関する知識
SEO対策のスキルも欠かせません。
※「SEO対策」とは、Googleをはじめとする検索エンジンの検索結果で、記事を上位表示させる施策全般を指します。
先述のとおり、Webライティングの案件の多くは企業のブログ記事です。
記事が上位表示されると、サイトはより多くのアクセスを得られるほか、サイト内でのコンバージョンを期待できます。
そのためクライアント企業は、記事の上位表示を達成できるよう、SEO対策の知識があるWebライターに記事を書いてほしいと願っています。
アフィリエイトにおいても、上位表示が大切なのは同じです。
多くのユーザーにクリックやアクション(商品購入や会員登録など)をしてもらうには、まず記事そのものにアクセスしてもらわなければ意味がありません。そのためにもSEO対策は、有効な手段となります。
SEO対策を踏まえた記事の執筆ができるスキルは、Webライティングであれアフィリエイトであれ、必ず役に立つスキルです。
5.Webライティングとアフィリエイトを極めるべき理由
Webライティングとアフィリエイト。
どちらにしようか迷っている方には、「両方」へのチャレンジがおすすめです。
ここでは、その理由を解説します。
5-1.Webライティングスキルを磨けばアフィリエイトでも稼ぎやすい
1つ目の理由は、「Webライティングスキルを磨けば、アフィリエイトでも稼ぎやすい」からです。
Webライティングの仕事を高いクオリティーでこなせる人は、アフィリエイトでも成功できる可能性が高くなります。
どちらも記事を書く仕事であることに変わりはなく、良質な記事を書けるかどうかがポイントになるからです。
Webライティングの学習をしつつWebライターの仕事を継続すれば、スキルが磨かれユーザー満足度の高い記事を書けるようになります。そうすれば自分のサイトでアフィリエイト用の記事を書く際にも、ユーザーをひきつける記事を書けるようになるでしょう。
レストランで一流シェフとして働いている人は、独立して自分の店を開店しても繁盛する可能性が高いのと同じです。
5-2.長期的な収入が見込める
2つ目の理由は、両方することで「長期的な収入が見込める」からです。
Webライティングとアフィリエイトの両方に力を入れると、短期的にも長期的にも収入源を得られます。
先述のとおり、Webライティングは納品後すぐに収入を得られるのが特徴です。
一方アフィリエイトには保証された報酬はありませんが、うまくいけば継続的に収入が発生します。
つまり両方に力を入れることで、収入源の幅を広げられるのです。
これから本格的にWebライティングで食べていきたいと考えている方は、Webライティングとアフィリエイトどちらかに絞るのではなく、両方に挑戦してみるのもよい選択肢です。
ただしWebライティングのイロハがわかっていないうちに、いろいろ手を出すのは賢明ではありません。
最初にWebライティングで実力をつけ、慣れてきたらアフィリエイトを始めるなど、段階的な取り組みをするようおすすめします。
6.アフィリエイトに役立つWebライティング知識が学べる!「株式会社BRIDGEA」
Webライティングのスキルを伸ばしたい方。
Webライティングやアフィリエイトで稼ぎたい方。
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弊社では随時Webライターを募集しています。
在籍されるWebライターの方はクラウドソーシングとは異なり、ご自身で記事執筆の仕事を探す必要がないのがメリットです。
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7.まとめ
Webライティングとアフィリエイトには、「収入発生のタイミング」や「書いた記事が自分の資産になるか」などの点において違いがあります。
しかしどちらも良質な記事を書くことを目標としており、情報リサーチ力や文章力・SEO対策の知識などが求められる点で共通しています。
そのためWebライティングとアフィリエイトは両立させることが可能です。
収入源を増やす意味でも、両方に挑戦してみるのはいかがでしょうか?
まずはWebライティングのスキルをしっかりアップさせ、実績を作りましょう。
Webライティングに慣れてきたら、自分のサイトを開設してアフィリエイトを始めてみるようおすすめします。