正社員Webライターを目指そう!未経験からのキャリアアップ方法

正社員Webライターを目指そう!未経験からのキャリアアップ方法

「企業の正社員としてWebライターの仕事を行うのは可能?」
「未経験から正社員Webライターになるにはどうしたら良い?」

これからWebライターになる予定がある方の中には、このような疑問を持っている方がいらっしゃることでしょう。

Webライターには「フリーランス」のイメージが強いかもしれませんが、正社員として特定の企業に属す選択肢もあります。
正社員になれば、好きな文章の仕事で安定した収入を得ることも可能です。

そこでこの記事では、実際の正社員Webライターの求人情報や年収情報を公開します。
さらに未経験のWebライターが正社員になるまでの方法も解説。

また最後には、初心者の方に役立つWebライターの働き方もご紹介しますので、ぜひ最後まで熟読ください。

1.正社員のWebライターの仕事ってあるの?

1.正社員のWebライターの仕事ってあるの?

Webライターと聞くと、「副業」のイメージがある方も少なくないでしょう。
しかし本業でWebライターとして働いている方はたくさんいらっしゃいます。

中には正社員としてバリバリ働いている方も。

これからWebライターを始めようとしている方の中にも、「正社員の求人に応募したい!」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?

正社員Webライターの求人は、多くないとはいえ存在します。
求人情報専門の検索エンジン「Indeed」で検索すると、正社員の求人案件は270件ヒットしました。
※2022年6月1日時点

正社員のWebライター求人には、未経験OKのものと、経験者採用の両方の求人があります。
それぞれのメリットや特徴は、以下のとおりです。

【未経験の求人】
・給与を受け取りながら、Webライターとしてスキルアップ可能
・月給が安定しているため、スキルが身につく前から固定給を得られる

【経験者の求人】
・最初からスキルを活かして納品できる
・実力があれば高単価の案件を獲得できるチャンスが出てくる

2.【未経験OK】正社員Webライターの求人例

ここからは実際に募集されている「未経験者OKの正社員Webライター求人」を見ていきましょう。

「Indeed」の掲載情報を参考に、東京都と大阪府における求人情報をご紹介します。

給料や業務内容などを比較して、正社員Webライターがどのようなものかイメージを膨らませてください。
案件の中には、記事執筆だけでなく、編集や取材なども業務内容に含まれるケースがあります。

2-1.東京都での仕事

2-1.東京都での仕事
最初に東京都における求人情報です。

【IDN HOLDINGS JAPAN株式会社】

・応募資格
学歴不問
さまざまな分野に興味を持てること
パソコンの一般的な操作ができること

・勤務地
渋谷区初台

・給料
20万~30万円

・業務内容
Webライター(詳細の明記なし)

【株式会社 JointHire Japan】

・応募資格
手芸や手芸アイテムについての知識を持っていること(未経験でも商材に対しての強い熱意があれば応募可能)

・勤務地
現在コロナ対策として各部署判断でリモートワーク

・給料
月給 25万~33.3万円
※経験・スキルにより考慮(・昇給:年2回・賞与:年2回)

・業務内容
手芸分野の比較コンテンツ制作における企画や取材・記事執筆

2-2.大阪府での仕事

2-2.大阪府での仕事
続いて大阪府での正社員Webライター求人情報をご紹介します。

【株式会社DreamLab】

・応募資格
日本語ができること
パソコン操作ができること
以下に該当する方(医療、薬事系、投資、金融、経理の経歴:法学部出身、文学部出身、経済経営学部出身など。該当しなくても可)

・勤務地
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目7-27 NLC心斎橋7階

・給料
時給 1,000~1,500円

・業務内容
Webライター(詳細の明記なし)

【株式会社ルミナス】

・応募資格
学歴・転職回数・ブランク一切不問

・勤務地
大阪府大阪市中央区南船場3-3-4 サカイビルディング401(全国に7拠点あり)

・給料
月給21万~25万円 +賞与年2回+各種手当
※固定残業代月20時間(2万7,000~6万3,000円)含む
※超過分は別途支給
※試用期間あり/3ヶ月(月給20万円~23万円)

・業務内容
自社メディアに掲載する原稿作成の進行管理またはライティング

2-3.在宅・フルリモートでの仕事

2-3.在宅・フルリモートでの仕事
Webライターの求人情報の中には、オフィスに出社する必要があるものが少なくありません。

しかし在宅・フルリモートで働ける求人もあります。
また最初は出社が求められるものの、その後リモートワークにシフトできる求人もあります。

実際の求人情報を見ていきましょう。

【アートトレーディング株式会社】

・応募資格
学歴不問
何らかの媒体に記事を書いた経験がある方(ライターとしての実務経験不問)

・勤務地
アートトレーディング 表参道 Office(東京都港区南青山5-13-2 菊家ビル4F(
フルフィルメントセンター 所沢(埼玉県所沢市南永井626-4)
慣れしだいでリモートワーク可能

・給料
月給25万~35万円
※研修・試用期間6カ月 (契約社員雇用。期間経過後正社員雇用)
※給与は本採用時と同額
※月30時間分(4万8,000円)の固定残業代含む(超過分別途全額支給)

・業務内容
自社ブログの作成

【IRuniverse株式会社】

・応募資格
基本的な文章力があること
理論的思考・分析ができること(Googleドキュメントや報告書・調査書の仕様作成の経験など)

・勤務地
東京都中央区日本橋茅場町3-3-7 浅田共同ビル4階
※在宅勤務OK
※取材先への訪問あり

・給料
月給25万円+インセンティブ
※残業代別途全額支給

・業務内容
資源総合情報サイトの企画・取材・記事制作・編集など

3.正社員のWebライターの年収は○○○万円

3.正社員のWebライターの年収は○○○万円
Webライターの年収は、おおよそ「400万円」ほどです。

月収25万円で計算した場合、25万円×12ヵ月間=300万円になります。
ボーナスが年2回、それぞれ50万円ずつ出る場合100万円になるため、合計で400万円です。

これは単純な計算であり、実際はインセンティブや試用期間などさまざまな要素で変動します。

また作業可能な範囲が広がるほど、給料が高くなる可能性があるでしょう。
逆にまったくの未経験であったり賞与がなかったりすれば、上記の計算よりもずっと低い金額になりえます。

4.未経験者が正社員Webライターを目指すステップ

ここからは、未経験者が正社員のWebライターになるまでのステップを解説します。

説明するのは、「未経験者がダイレクトに正社員採用を目指すパターン」と、「経験者になってから目指すパターン」です。

前述のように、ライティング経験やスキルが不問である求人情報は存在するため、経験を積まなくても正社員は目指せます。

「どちらが絶対に良い」ということはないため、ご自身の状況に合うパターンを選ぶと良いでしょう。

4-1.未経験OKの案件を探す

4-1.未経験OKの案件を探す
「少しでも早く正社員の仕事を見つけたい」という方は、未経験OKの求人情報を探しましょう。

未経験OKであれば、初心者でもすぐに安定した収入を得られます。

ただし企業としては通常、即戦力となる人材がほしいはずです。
そのため、未経験OKの案件数は少なく「狭き門」になることが予想されます。

また、年齢や勤務地などによって条件が厳しくなることもあるでしょう。

なおライティングの経験がなくても、特定の分野に関する知見が高い方や、Webに関するスキルがある方などは採用されやすい可能性があります。

未経験OKの案件を探す場合は、Webライターとしての経験だけでなく、社会経験や職歴など総合的な観点から探すことも大切です。

4-2.経験者としての採用を目指す

続いて、経験者として正社員Webライターを目指すケースを見てみましょう。

経験者が優遇されるケースは少なくないため、より確実に採用されるためには、一度Webライターとしての経験値を上げておくと無難です。

以下のステップを踏みましょう。

  • まずはWebライティングに役立つ知識を習得する
  • 多くの案件をこなして実績作りをする
  • クラウドソーシングサイトや記事作成代行会社に登録する
  • 個人ブログを開設してみる
  • 正社員Webライターの求人情報を探す

それぞれのステップについて解説します。

4-2-1.まずはWebライティングに役立つ知識を習得する

4-2-1.まずはWebライティングに役立つ知識を習得する
最初のステップは「Webライティングに役立つ知識を習得すること」です。

「文章を書くのが苦手」という方の場合、文章を上手に書くためのテクニックを学ぶ要があります。

文章を書く作業はいたって簡単なようですが、奥が深いものです。

Webライティングは日記やエッセイとは異なり、自分が書きたいことを書けばよいものではありません。

指定された、もしくは自身がクライアントからの指示のもとに選定した「対策キーワード」をベースにして、特定のテーマについて書くことが求められます。
求められる執筆テーマは多岐にわたるでしょう。

さらに、クライアントごとに細かな執筆ルールが異なります。
どのクライアントからの指示にも対応できるよう、「論理的な文章運び」や「読みやすい文章スタイル」など、汎用的な文章テクニックやコツを身につけなければなりません。

ほかにも、ユーザーの検索意図を読み取る方法や、各種Webライティングツールの使い方・WordPressの操作など、学ぶべきことはさまざまにあります。

以下の記事では、Webライターに役立つ「基本的な記事の書き方」について解説しています。
Webライティング未経験の方は、ぜひ参考にしてください。
参照:【Webライターの書き方講座】読まれる文を書く11のコツを公開!

Webライティングのテクニックや、コツについて扱った参考メディアは数多くあります。
書籍やWebサイト・YouTubeなどの動画サイトで学習すると、基礎や応用の知識を習得できます。

独学以外にも、初心者Webライター向けの講座を活用する手があります。
おすすめの講座については以下の記事にまとめていますので、どうぞご覧ください。

参照:【初心者Webライター向け講座13選】高コスパなのはどれ!?

4-2-2.クラウドソーシングサイトや記事作成代行会社に登録する

4-2-2.クラウドソーシングサイトや記事作成代行会社に登録する
Webライティングに関する基本的な学習が進んだら、「クラウドソーシングサイトや記事作成代行会社に登録」してください。

クラウドソーシングサイト」とは、「仕事を発注したい企業と、仕事を受注したいフリーランスとのマッチングサイト」です。

記事作成代行会社」は、「企業から請けた記事作成の仕事を在籍ライターにアサインし、納品する会社」です。

どちらのサービスも、記事コンテンツの作成を行う点では共通しています。
好きな方、あるいは両方に登録して、記事執筆の仕事を探しましょう。

両者にはそれぞれ以下のような特徴があります。

【クラウドソーシングサイト】
・自分自身でクライアントと直接交渉する
・記事の企画や校閲・校正などは基本1人で行う(クライアントによる)
・人気の案件だとほかのWebライターとの競争になることがある

【記事作成代行会社】
・記事作成代行会社のディレクターから仕事をアサインされる
・ディレクションや校閲・校正を別に行うスタッフがいる(会社のシステムによる)
・アサインされる案件をこなすため競合ライターは気にしなくて良い

「文字単価やテーマをある程度自分で決定して受注したい」という方は、クラウドソーシングサイトが向いているでしょう。

一方、「クライアントとの交渉や営業には自信がないので、割り当てられる案件を地道にこなしていきたい」という方は、「記事作成代行会社が適しています。

「最初は記事作成代行会社でWebライターの仕事を経験しつつ、徐々に自分でも仕事を探してみたい」という場合は、記事作成代行会社から始めて、後々クラウドソーシングサイトに登録することも可能です。

4-2-3.多くの案件をこなして実績作りをする

4-2-3.多くの案件をこなして実績作りをする
記事作成の仕事を探すサービスに登録したら、「多くの案件をこなして実績作り」をしましょう。

「何件こなせば十分の実績がある」とはいい切れませんが、だいたい半年から1年ほど継続して努力すれば、それなりの案件数をこなしているはずです。

「Webライター経験者」と名乗るには、数件程度の作業では不十分です。
記事のボリュームにもよりますが、最低でも50~100記事を目指してみるようおすすめします。

またSEOの観点から述べると、「記事が検索結果上で結果を出すのには数ヵ月かかる」といわれています。

自身の記事が検索結果でどれくらい検索エンジンから評価されたかをチェックするためには、時間の経過が必要です。
その意味でも、半年以上は経験を積むのが無難といえます。

もし納品した記事が良質であれば、数か月後、検索結果でそれなりに高い順位に表示されている可能性があります。
検索結果に影響するのは記事の質だけではないとはいえ、記事のクオリティーは大きな評価要素であることに変わりはありません。

良い結果が出れば、正社員の求人案件に募集するときのPRポイントとして使うこともできます。

なお大切なポイントとして、案件をこなしている間も、ステップ1の「Webライティングに役立つ知識の習得」は継続してください。
学習と実践を交互に繰り返すことで、文章スキルは伸びやすくなります。

またスキルの向上を体感しやすいほか、記憶の定着も促されるでしょう。

4-2-4.個人ブログを開設してみる

4-2-4.個人ブログを開設してみる
クラウドソーシングサイトや記事作成代行会社で案件を受注するのとは別に、「個人ブログの開設」も役に立ちます。

個人ブログは仕事としてのWebライティングではありませんが、文章力を磨く訓練になるほか、「ユーザーの反応を直に見やすい」という利点があります。
サイトに訪問したユーザーの数やコメントなどを見ることで、ネットユーザーの反応に敏感になれるでしょう。

Webライターは常に、記事を読むユーザーのことを念頭に置いた記事作りをしなくてはいけません。
その上でも、個人ブログでの情報発信は役立ちます。

さらに個人ブログを開設していることで、正社員Webライターの案件に応募する際、ポートフォリオとして提示できます。

4-2-5.正社員Webライターの求人情報を探す

4-2-5.正社員Webライターの求人情報を探す
ここまでのステップが終わったら、いよいよ「正社員Webライターの求人情報を検索」します。

先述の求人例のように、雇用形態が「正社員」である求人を探してみましょう。

未経験OKと明記してある案件はもちろん、「Webライティング経験がある方」と書かれている求人にも、勇気を出して申し込んでみることをおすすめします。

その際に、Webライティング経験がどれくらいあるのかを伝えましょう。
経験期間や案件数をはじめ、可能ならどのような記事を書いて、現在の検索結果順位がどれくらいか示すこともできます。

個人ブログを運営しているのであれば、URLを伝えて文章力を見てもらうのも手です。

5.Webライターが目指せるキャリアアップ

正社員のWebライターとして優秀な実績を残せるようになれば、WebディレクターWebコンサルタントなど、さらなるキャリアアップも狙えます。

そのためには記事の執筆だけでなく、WebマーケティングやWebデザインなど、豊富なノウハウを身につけていく必要もあるでしょう。

しかしキャリアアップを果たせば、記事コンテンツの作成だけでなく、Webに関連したさまざまな企画に参加できるチャンスが増えます。

多くの企業がWebを使った販売戦略を模索している中にあって、Webライティングを含むWeb業界でのキャリアアップを目指すのは実践的な将来設計といえます。

6.まずは「BRIDGEA」でWebライタースキルを伸ばしてみませんか?

ブリジアのライター募集サイトのTOP画像
経験者として正社員Webライターの求人に応募したい方。
弊社「BRIDGEA」で、Webライティングについて学びながら執筆の仕事をしてみませんか?

BRIDGEA」では未経験者のWebライターも随時歓迎しており、Webライティングの基礎や応用を丁寧に指導しております。

無料で文章スキルを向上できるだけでなく、実際のクライアントからの案件を通して学んだことをアウトプットできるため、「実践的な学び」が可能です。

仕事をするのに出社する必要はなく、在宅にて完全リモートワークで稼働していただけます。
副業として始めたい方も、正社員となることを目指してWebライターの訓練をしたい方も、以下の募集ページよりぜひお気軽にご応募ください。

参照: Webライター募集ページ

7.まとめ

正社員としてWebライターになることは可能です。

正社員Webライターの求人情報は、多くないとはいえ存在します。
未経験OKの求人もあれば、経験者をより強く求める求人もあるのが現状です。

どちらの場合にも、正社員Webライターは目指せます。
しかし即戦力として活躍したい方や、採用率を少しでも上げたい方は、まずWebライティングを経験してから求人に応募してみると良いでしょう。

独学でも講座の受講でも、まずはWebライティングの基本スキルとノウハウを磨き、その後実際の案件を数多くこなしてみてください。
実績と実力がアップするほど、正社員Webライターとして仕事を獲得できるチャンスが広がります。

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