稼げるWebライターへのロードマップ!取り組むべき7ポイントを公開

稼げるWebライターへのロードマップ!取り組むべき7ポイントを公開

パソコンとネットさえあれば、Webライターになることは簡単です。
しかし、Webライターになっても自動的に稼げるわけではありません。

学習に精を出したり、作業効率を高める工夫をしたりしなければ、目標とする金額をスムーズに稼げません。

この記事では、稼げる「Webライター」をテーマに、以下の点を解説します。

  • 稼げるWebライターと稼げないWebライターの違
  • 稼ぐために取り組むべき7ポイント
  • 稼ぐ下地を作るおすすめのサービス

Webライターとして安定収入を得たい方は、ぜひこの記事からヒントを得てください。

1.【Webライターのリアル】執筆の仕事は稼げる?稼げない?

結論からいうと、Webライターの仕事は稼げる仕事です。
「稼げないからやめておけ」「儲からない」「挫折する」といった声もありますが、これは一般論ではありません。

稼いでいるWebライターはたしかに存在しますし、稼げるチャンスは誰にでも開かれています。

そのため、これからWebライターを目指す方やWebライターになったばかりの方は、ぜひWebライティングの仕事にポジティブな姿勢で臨んでください。

※ここでいう「稼げる」とは、「目標金額以上の収入を得られる可能性がある」という意味です。Webライターとしての働き方はそれぞれ異なるため(本業か副業か、目標額が数万円か数十万円か…など)、収入額だけで「稼げるかどうか」を一概に判断できません。

1-1.稼げるWebライターは一定数存在する

ほかの職業と比べて遜色ない収入、あるいはそれ以上の収入を稼いでいるWebライターは存在します。

月収20~100万円稼いでいるWebライターの方は、非常に多いわけではないものの、一定数います。
以下のアンケート結果をご覧ください。
Webライターの収入の表
出典:“フリーランス白書”, フリーランス協会, p10

アンケートでは、約62%の回答者が「年収200~1,000万円未満」のカテゴリーにいます。
単純に÷12をすると、月収では16~83万円です。

このアンケートは、Webライター以外の文筆業に従事している方も含まれるため、単純にWebライターの年収としてカウントできませんが、参考数値にはなります。

1-2.稼げないWebライターの方が多い⁉

稼げるWebライターがいる一方で、稼げないWebライターも相当数いるようです。

「本業として毎月20万円コンスタントに稼ぎたい」
「副業Webライターで毎月5万の副収入を得たい」

このように意気揚々と始めたものの、目標額を稼げずに挫折する方はたくさんいます。

インターネットメディア事業を運営する「Biz Hits」のアンケートでは、本業Webライターと副業Webライターの収入帯は、以下のとおりです。

本業ライターの収入の表

副業ライターの収入の表
出典:“【WEBライティングの仕事でよかったことランキング】WEBライター461人アンケート調査”, Biz Hits

本業Webライターのボリュームゾーンは「~5万円」、副業Webライターは「~2万円」の結果でした。

先述のとおり、「稼げる・稼げない」は主観や目標によって変わるため一概にはいえません。

しかし「生計を立てる」、あるいは「家計の足しにする」ことを考えたとき、これらのボリュームゾーンは不十分に思えます。

1-3.最初は稼げなくてもスキルアップで稼げるようになる

1-3.最初は稼げなくてもスキルアップで稼げるようになる
Webライターになりたての頃は、文章の書き方はおろか、仕事の始め方すらわからない方が多いでしょう。
実績も実力もないために、仕事を獲得することがままならないケースも珍しくありません。

しかし、安心してください。

最初は 思うように働けなくても、やり方しだいで安定収入を得ることは可能です。

大事なのは、Webライターとしての資質を磨き、必要な対策を講じることです。

2.Webライターとして稼げるか稼げないかを左右する要素

Webライターとして成長するには、稼げるWebライターと稼げないWebライターとの違いを認識することが大事です。

両者の間にはどのような差があるのか、6つのポイントに分けて解説します。

今現在Webライターとして苦戦している方は、稼げないWebライターの要素が自分に当てはまっていないかチェックしてください。

2-1.執筆作業にかける時間

2-1.執筆作業にかける時間
執筆作業にあてられる時間」は、収入に大きく影響します。

同じスキルを持つWebライターが2人いる場合、多くの時間稼働しているWebライターの方が当然稼ぐでしょう。

あるいは、本業でやっている人と副業でやっている人でも、やはり収入差が出るのが自然です。

どれだけスキルが高くても、まとまった時間が取れなければ、稼げる金額は限られます。

2-2.テーマに関する知識や経験

稼げる・稼げないを分ける別の要素は、「テーマに関する知識や経験」です。

よく知っているテーマだと、リサーチや執筆がスムーズに進むため、結果として短い時間で記事を仕上げやすいです。
時給の考え方でいえば、作業が速いほど効率的に稼げます。

また特定のテーマに精通していれば、クラウドソーシングなどでそのテーマを扱っている案件に応募しやすくなります。
テーマに関する資格や実績などがあれば、より案件獲得の可能性が高くなるでしょう。

2-3.リサーチ力

2-3.リサーチ力
リサーチ力」も大事な要素です。

執筆の仕事ではさまざまなテーマが扱われるため、良質な記事を書くには多くの調査が求められます。
稼げるWebライターは、比較的短時間でバリエーション豊かな情報を集められるため、効率よく記事数をこなせます。

一方、稼げないWebライターは情報をなかなか見つけられないだけでなく、情報の整理もうまくできないため、多くの時間をかけてしまうのです。

インターネットだと情報をすぐに収集できるイメージがあるかもしれませんが、そうとは限りません。
身近なテーマであればまだしも、少しマイナーなテーマだと情報量が少なくなり、ネタ集めに苦労することがあります。

しかしリサーチ力が高ければ、Google検索だけでなくさまざまなメディアを調べたり、便利ツールを使ったりなどして、役立つ情報を集められます。

2-4.執筆スピード

執筆スピード」が速いと、記事をスピーディーに書き終えられます。

1時間で500文字しか書けないWebライターより、2,000文字書けるWebライターの方が効率的です。
単純計算で1日に4倍の仕事量をこなせるため、月収に大きな差が出る可能性があります。

速くても質が悪ければNGですが、質をキープしたまま速く執筆できるのであれば、それに越したことはありません。

なお注意点として、執筆スピードは単純なタイピング速度だけでなく、リサーチ力や記事構成力・文章作成スキルなど総合的なスキルにもとづきます。

タイピングスピードが速くても、「リサーチにものすごく時間がかかる」「文章を頭の中でイメージするのが遅い」のでは、最終的にかかる時間は長くなってしまいます。

2-5.スキルアップや学習への意欲

2-5.スキルアップや学習への意欲
Webライターがスキルアップに励んだり学習への意欲を持っていたりするか」も大きな要素です。

「Webライターとして一人前になる!」
「Webライターの極意を知りたい!」

このような高い意欲があるWebライターは、WebライティングやSEO対策を学ぶために講座を受講したり、指南書を読んだりなど、積極的に行動します。

一方、「楽して稼ぎたい」「自宅でまったりしながら高収入をゲットしたい」など安易な考え方でいるなら、勉強することもなければ、執筆の練習を地道にすることもないでしょう。

結果として両者が獲得できる案件の報酬単価や案件量には大きな差がついていきます。

2-6.集中力

集中力」も稼ぐための重要なファクターです。

集中できる環境で作業するかどうかは、作業の効率性を左右します。

常にほかのことに気が取られるような環境、例えばテレビや音楽を見聞きしながらの作業は非効率です。

また、少し執筆しては手を止めるなど、だらだらとした働き方をしていると「ディープワーク」にならず、はかどりません。
※「ディープワーク」とは、「注意散漫になることなく脳がフルに能力を発揮している状態」。

2-7.応募する案件の報酬単価

2-7.応募する案件の報酬単価
報酬単価」は、明確に「稼げる・稼げない」を左右する要素です。

Webライターの世界では、文字単価や記事単価などが報酬体系としてよく使われますが、単価が高ければ稼げる額が増えます。

例えば、文字単価が0.5円と1円の案件とでは、同じスキル・同じ時間・同じ作業速度で働いても収入が変わります。
※執筆文字数が同じと仮定した場合。

当然、文字単価1円で作業する方が、0.5円で働くよりも収入が2倍です。

安い報酬単価の案件ばかりこなしていると、高単価案件に挑戦するWebライターとの収入差が開いてしまいます。

3.稼げるWebライターになるために必要なこと7選

稼げるWebライターになるには、具体的にどのような点を意識すれば良いでしょうか?

前の見出しで解説した「稼げるWebライターと稼げないWebライターの違い」を踏まえつつ、7つの重要ポイントをご紹介します。

すぐに実践できるポイントも複数ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

3-1.稼働時間をきっちり取り分ける

稼働時間をきっちり取り分ける」と、作業量が増えて収入が増える下地ができます。

「時間ができたら働く」ではなく、最初にまとまった時間をスケジュール内に確保しましょう。

例えば、以下のようなスケジュールを立てられます。

本業の場合
・毎週40~50時間(平日8時間&土日休み or 5時間)

副業の場合
・毎週20時間(平日2時間&土日5時間)

3-2.集中して作業に臨める環境を作る

3-2.集中して作業に臨める環境を作る

「集中できる作業環境を作る」と、限られた時間内に最大効率の作業がしやすくなります。

具体的には、以下のような工夫をしてみましょう。

  • コワーキングスペースや図書館など集中できそうな場所を探す
  • スマートフォンなど電子機器の電源を切るかマナーモードにする
  • 「ポモドーロテクニック」を実践する

※「ポモドーロテクニック」は、「25分の作業×5分の休憩」を1セットとして生産性を高める時間コントロールテクニック

3-3.Webライティングのテクニックを学習し続ける

稼ぐ基本中の基本は、「Webライティングテクニックの継続的学習」です。

断言できますが、Webライターとして成長するには、絶対に学習が欠かせません。

「読みたいと思える記事」「買いたいと思わせる記事」を書くには、優れた文章技術が必要で、その技術を身につけるには「修行」が必要です。

リサーチ方法から、流れるような文章を書くテクニックまで、Webライターとして成長するのに役立つ情報はどんどん取り入れましょう。

3-4.執筆スピードを高める工夫をする

3-4.執筆スピードを高める工夫をする

執筆スピードの高速化」に成功すれば、同じ作業時間でこなせる仕事量が多くなります。

執筆スピードを高めるために、以下のような工夫をしてください。

  • ブラウザや入力ソフトのショートカットキーを習得する
  • デュアルモニターで執筆画面と調査画面を分ける
  • 「30分以内で○○文字を書く」など目標値を定める
  • 記事の見出し構成を作る時点で執筆内容を筋書きにしておく

3-5.Webライティングに役立つツールをフル活用する

Webライティングに役立つツールを活用する」と、記事作りがより効率化します。

各プロセスで積極的に導入してはいかがでしょうか?
いくつか便利なツールをご紹介します。

■記事構成作りに役立つツール
見出し(hタグ)抽出
検索結果10位記事の見出しを抽出できるツール。
良質な記事の特徴を参考にするのに役立ちます。

・Yahoo!知恵袋
一般のネットユーザーが投稿できるQ&Aサイト。
キーワードに関するユーザーの関心や生の声を知るのに重宝します。

■執筆時に役立つツール
・Googleドキュメント
MicrosoftのWordのように文章を入力できるツールです。
優れた音声入力機能を持ち、執筆スピードの向上に役立ちます。

帯3
文章の難易度をチェックするツールです。
平易な文章を書けているかを客観的に判定してもらえます。

Enno
日本語表現でおかしな点がないかをチェックするツールです。
誤字脱字や変換ミスなどを確認するのに便利です。

3-6.コンスタントに実績を積んで高評価を得る

3-6.コンスタントに実績を積んで高評価を得る

学習や環境づくりだけでなく、実際の仕事を受注して「コンスタントに実績を積むこと」も大切です。

スキルが高くても実績がない場合、クライアントからの信頼をすぐに得るのは難しいでしょう。

多くの案件をこなして複数のクライアントから高評価をもらえれば、案件獲得のチャンスが広がり、より稼ぎやすくなります。

3-7.稼げるジャンルや高単価案件へ挑戦する

報酬単価を高めるために、「稼げるジャンルや高単価案件へ挑戦する」のも良い方法です。

Webライティングの案件の中には、「稼ぎやすいジャンル」が存在します。
※「稼ぎやすいジャンル」は、法律や医療・金融など、専門性や高い需要・高収益性があるジャンルです。

ある程度見識があるジャンルであれば、そこへ切り込んでみてはいかがでしょうか。

稼げるジャンルに関して詳しくは、以下の記事もご覧ください。

参照:Webライターが稼げるジャンルとは?狙うべき方向性を解説

4.Webライターに関するQ&A

Webライターとして成長したい方に役立つ情報をQ&Aスタイルでまとめました。

これからWebライターになる方や初心者Webライターの方は、ぜひ参考にしてください。

4-1.Webライターだけで食べていける?

Webライターのみで生計を立てることは十分可能です。

生計を立てるのにどれくらいお金が必要かにもよりますが、Webライター一筋で頑張っている方は珍しくありません。

ただし、高収入を得るには地道な学習と積極的な案件獲得努力が必要です。

もし収入面に不安があるなら、「副業から始めて、軌道にのったら本業にする」方法をおすすめします。

4-2.Webライターとして正社員になる方法はある?

正社員のWebライターとして企業で活躍することは可能です。

Webライターの仕事ができる人材を探している企業は一定数存在します。
フリーランスではなく正社員としてWebライティングを始めたい方は、求人サイトなどを探して応募してみてはいかがでしょうか?

中には、「初心者や未経験OK」の求人もあります。
ただし、やるべきことや学ぶべきことが多いため、採用前も入社後もスキルアップの努力が必要です。

正社員Webライターに関する詳しい情報は、以下の記事でも解説しています。

参照:正社員Webライターを目指そう!未経験からのキャリアアップ方法

4-3.複数案件に同時に応募しても大丈夫?

まったく問題ありません。

多くの案件に応募しても、すべての案件に通ることは普通ありません。
あるとしたら、よほど実績と実力が抜きんでたベテランWebライターくらいでしょう。

普通は、応募した量の1割か2割くらいしか通らないものです。

そのため案件をどんどんこなして実績&実力を積むには、どんどん応募することをおすすめします。

仮に複数の案件に通り、それらをすべてこなすのが不可能な場合は、丁寧で誠実な辞退メッセージを伝えれば問題ありません。

4-4.「簡単に稼げる」という情報は本当?

事実ではありません。

「Webライターは(やり方しだいで)稼げる」は本当ですが、以下のような「おいしい話」を鵜呑みにしてはいけません。

「初月から30万円以上稼げる!」
「未経験者でもタイピングができれば50万以上可!」

このような「おいしい話」は、詐欺商材の可能性があります。
以下に該当する場合は要注意です。

  • 数十万円という高額な金額が設定されている
  • 極端に安い単価で大量に記事を執筆するノルマが設けられている

努力なしで稼げる仕事なら、先述のアンケート結果で触れたような稼げないWebライターが多いはずはありません。

5.「株式会社BRIDGEA」で稼げるWebライターの下地を作りませんか?

ブリジアのライター募集サイトのTOP画像
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参照:「株式会社BRIDGEA」Webライター募集ページ

6.まとめ

Webライターとして稼ぐには、稼げるWebライターの特徴を把握すること、そして地道な学習や工夫が求められます。

すぐに目標収入を達成できなくても、継続的に努力すれば結果はしだいに付いてくるでしょう。

この記事でご紹介した重要ポイントを適用し、一歩ずつ一人前のWebライターに近づいてみてください。

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